ダイエットと減量の違い

減量とダイエットは言葉的には似たような言葉ですが、スポーツの世界では違います。減量は体重を落とすことであり、その中身は問いません。ダイエットは健康的に痩せるという意味であり、中身にも意味があります。ボクシングなどの重量制限がある階級制のスポーツにおいて、減量は大きな意味があります。普段の体重がその階級を超える人が、計量時に階級内に収める。これだけでもリーチやパンチ力に差がでてくるのですが、それ以上に重要なのは実は計量後なのです。過酷な減量を行い計量をパスした選手は、水分や食事をとります。絞りに絞ったその体は、スポンジのように水分を吸い込み計量から1日たつとナチュラルウェイトに近くなります。計量時には同じ体重同士であったものが、試合当日には体重が違うもの同士になるのです。つまり減量はリバウンドと隣合わせなのです。

ダイエットは健康を維持しながら理想体型を目指すもので、必ずしも体重を落とせるとは限りません。体脂肪を計算しつつ、理想体型に近づけば、実は体重増になることもあります。見た目は痩せたはずなのに、実は体重は増えていることもありますので「体重」だけを気にする必要はないのです。最後の項ではその理由を説明し、理想のダイエットについて記していきます。